ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

こども朗読劇に出演しました




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こども朗読劇『えんとつ町のプペル』に、大人出演者として出演しました。

出演者は6歳から11歳のこども4人と、私の合わせて5人。

オンラインで稽古を重ね、リアル稽古は2日のみ。

いや、まったくタフな企画でした。主宰の畑見亜乃さん、ほんとにお疲れ様です。

 

私自身、拘束3日なら...とか、こども向け演劇やってみたかった...とかいう軽い気持ちで参加しましたが、気づいてみたら場当たりとかゲネとかマチソワとかバラシとか、ほんと何年ぶり?!っていう記念すべき出演になりました。

出演した子どもたち、一人一人に課題があり葛藤があり挑戦があり。当日の午前中まで初日があくのかハラハラしましたが(゜_゜;)

皆が恐くても恥ずかしくても難しくても立ち向かう、とても良い姿が見られたのではないでしょうか。

大変なことたくさんたくさんあるはずなのに、子どもと向き合い、子どもを尊重し、子どもに体験をさせる保護者の皆さんには頭があがりません...

 

そして。

わたしのやりたいことが1つ叶った日にもなりました。

それは、息子に私の舞台出演を観てもらうこと。

息子が生まれてからも舞台は続けていたけど、子どもが観られるような作品は無く、息子の物心つくころに私は舞台から離れ。

今回も緊急事態宣言中ということで、関係者のみの客席となりましたが、なんとか観てもらうことができました。

どう感じたかはともかく(なんか恥ずかしそうにしてた)、私は嬉しい。

いやしかし、疲れた。土日も稽古後に気持ち悪くなるくらい、へとへとです。


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こちらは子どもたちとお母さんたちからのプレゼントの色紙(写真入り 当日の!)。まさか私ももらうとは。こら、泣いちゃうぞ。

泣いちゃうよね?

ままのじゆうのひ

まだセーフですかね、あけましておめでとうございます、喪中ですが。

近所の神社で初詣と獅子舞いとおみくじしました。

息子と夫は中吉、私は大吉。ふふん。

本当は、この三連休は、久しぶりの出演予定がありました。こども朗読劇(の、大人出演者)。

残念ながら延期に。

 


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息子がお小遣いで買ったカレンダーに、なにやら書いてくれました。

ままのじゆうのひ

1/11-12は、ママが自由にやりたいことやっていいそうです。

実際は夫の協力なくては実現しないのですが、これを聞いた瞬間それだけで心が3mくらいは浮かび上がりました。

じゆう

じゆうのひ。

しかも2日間。

👩「うわー、何しようかなー、髪切りに行っていい?」

👦「いいよ!」

👩「でも12日は仕事行かなきゃいけないからなー」

👦「行かなくてもいいんだよ、じゆうのひだから!」

🙎「ぐ...、でも明日は休めないな...😣」

👦「行かなくてもいいけど、行ってもいいんだよ、じゆうだよ!」

 

確かに。

そういうわけで、私は明日も自由意志で出勤する予定です。

 

自由だ、って自分に言い聞かせるだけで、(何も変わっていないのに)、見える世界が変わる魔法。

私はいつだって「何をするか」自分で選んでいるはずなんだ。

思い出させてくれてありがとう息子よ。

困難なときに必要なもの【2020という年】

数ヶ月ほったらかしもなんのその、今年の振り返りをしてみようかと言う気になってきました。
コロナに振り回された一年、
...というより
新興感染症パンデミックという初めての出来事により、私の中の
【倫理観、生活が脅かされる不安、日々更新される医学やサイエンスの情報に関する解釈、管理職としての責任感と社会的(公衆衛生的)正義との摩擦、政治への怒り、正常性バイアス、やりたいことをやれないストレス、やりたいことをやれてしまう罪悪感】
などなどがせめぎあいぶつかり合い折り合いを付けられずにショートした、という経験だったなぁと、振り返れば思います。
未知のトラブルに 自分だけでなく社会が陥ったとき、何を摂取し 何を考え 何を選び行動するのか

そのためには深い知性に裏打ちされたリテラシーと、違う立場にも想像を尽くして簡単に断じたり片付けたりしない人間力、そういうものがもっともっと必要なんだなぁと、しみじみ思いました。そしてそこには必ずユーモアがある。はず。

SNS医療のカタチ という有志のお医者さんたちがやってる医療情報発信にハマったのも、情報そのものよりも、知性と人間性(ユーモア)に触れるのが大好きだからなんだな。(YouTubeアーカイブたくさんあるのでぜひみてね)

他には、父が亡くなったり(そのあとも初めての相続でいろいろ考えた)、新潟でワークショップに参加して久しぶりに演劇やってアドレナリンどばどばしたり、健診でひっかかったり、何かを始めたり辞めたり、しながら日々を過ごしています。

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公園で相撲をとるおやこ。今年は例年よりさらにたくさん、近所の公園に通った気がします。

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私の髪型(一部だけブリーチ)とパジャマ(ユニクロのなんかアルファベットが書いてあるスウェット)を忠実に再現する6歳。

 

今年まだブログを書く可能性もありますが(可能性はいつだってゼロじゃない)、皆さま、よいお年を。

【10/18】ワークショップ発表会配信あります

新潟での黒澤世莉さん演劇ワークショップ、いつのまにやら残り1日となりました。

配信は16時~17:30?くらい?

ヒザイはなんと2役やるとかやらないとか...

お時間ご興味ある方は覗いてみてください

たぶん、7組中の4番目と7番目です。まんなかと最後です。たぶん。


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昨日と今日は他のかたのシーンを観てポロポロ泣いていました。決して完成されてるわけでは無いけど、まっすぐな瞬間瞬間は愛しくて切なくて心強い。

 

【10/18(日)16:00~配信予定】
ハンニャーズ中嶋かねまさ主催 
黒澤世莉の演劇WS成果発表会
課題戯曲リリアン・ヘルマン「子供の時間」
月潟稽古場で10/12~18に一週間連続で行ったマイズナーテクニックWS
下記URLで作品第3幕の一部を抜粋し、成果発表として生配信します
https://www.youtube.com/channel/UChWC-J6wguRFZtlaWoeRm2Q

本当に、ここに来てからずっと楽しい。

エモい。

演劇ももちろんだけど、空も山も海も星空も人も温泉もごはんもエモい。

よくわかんないけど。

弥彦神社のおみくじ大吉で良いことばっかかいてあったし。

ここに来たのが大吉です。


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ごーとぅー にいがた

https://note.com/serikurosawa/n/nbbe4967f29af

劇団ハンニャーズ中嶋かねまさ主催 「黒澤 世莉 演劇ワークショップ2020秋」[新潟10/12-18]

↑こちらのワークショップに参加するため、明日から新潟行きです。(ワークショップ自体はもう始まっていますが遅れて参加します)
何年ぶりでしょう、台詞を入れるなんて。
およそ3年ぶりです。老化とブランクと闘っていますが、控えめに言ってむちゃくちゃ楽しいです。すでに。まだ参加してないのに。戯曲の世界に入っていくだけで。
テキストはリリアン・へルマン「子供の時間」。
そう、時間堂で上演した「森の別の場所」の作家です。この人の本はサイコーに面白いんです。いつかやれたらなぁと思っていた戯曲です。
はぁーーー、
また演劇が、たった4日間でも、できるなんて。


最終日10/18(日)は、シーン発表をなんと配信するらしいです。
どうやって観れるか知りませんが、興味のある方はぜひ。


そして、けっこう前から言い聞かせてきたことだけど、今夜は息子に泣かれて切なかった。「いってらっしゃい」のお手紙を書いてくれました。むぎゅーしました。テレビ電話する約束をしました。
色んな意味で、そわそわしている秋です。