ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

めりー。

メリークリスマス。イブ。

初めて丸どりを買ってローストチキンを焼きました。

作り方調べてるうちにめんどくさくて何度も買ったことを後悔したけど、美味しくできて家族に好評で、やってよかった~

ビールとノンアルとジュースで乾杯して、クラッカーパーンして、生ハムやチーズつまみながら鳥が焼けるのを待ち。

ケーキは初めてのアイスケーキ。

バザーお手伝いで息子がもらったろうそくを立てて。

今は、

息子が楽しみにしてるものごとを、その期待を壊さないようにこなしていくのが、私の生活。私の人生。

 

夕方外に出たら、空が感動的にキレイだった。写真撮ろうとしたら全然キレイに撮れなさそうだったからやめた。

これが今の、私の生活。

いい日だった。

 

死ぬまで生きる私のための備忘録

6月も末、2022年の上半期が終わるそうです。
毎日とは言わずとも週に2回くらいは書きたいことがあるのに、書けないまま過ぎていく。もったいない。自分にとって。

6月は父の3回忌、生きていれば72歳の誕生日、命日とあって、そのせいかよく父が夢に出てきた。すごくふつーに出てくるから、起きた後もなんだか生きてるような気になった。

***

私は子供のころから死ぬのが異常に怖い。具体的に言うと小学5年生のある夜から。
戦争とか災害とかと関係なく、なんでもない日常を過ごしているときに、「ああ、自分の命は宇宙から見れば一瞬で消える一粒の光の如し。自分が死ねば生きているときのことなどすべて消え去るのだ」と思うと怖くて怖くて仕方なくなる。
ので、普段はなるべくそのことを考えないように、落とし穴に落ちないように、なるべく身近なスケールで見たり考えたりするように、気を付けて日々を過ごしている。美容室いつ予約しようかなとか、子供の水泳道具用意しなきゃなとか。
それがまったく無防備に、穴に落ちまくってしまう6月だった。
お坊さんの話、読んでる本、自分の健康状態、親戚の話、TVのニュース、子供の言うこと、ありとあらゆる落とし穴に落ちた。どうせ死んでしまうのに、別れたくない大切な人たちがいるなんて、余計に苦しいことなんじゃないかとさえ思った。

 

その沼から生還した。手がかりはふたつあった。
一つ目。人と話していて気付いたこと。
世界には望んで死を選ぶ人がたくさんいるというのに、わたしがこれほど生に執着しているのは、生きていることが自分にとって、とても良いってことだ。私や私の回りのモノや人が、好きってことだ。恵まれてるのだ。


二つ目。昨日、ベランダで洗濯物を干しているときにふと。
20年くらい前にバイトの同僚が自転車でトラックにはねられて亡くなった。私は同じ道を自転車で数分前に通っていた。そもそも電車で通っていた彼女に自転車を勧めたのは私だった。そのとき、死んでいたのは本来私だったんじゃないか。ずっと頭にその考えが残っている。
もしあの時事故にあって死ぬのが彼女ではなく私だったら。彼女はたぶん結婚して(当時も彼氏と同棲していた)子供もいたかもしれない。私は時間堂に入ることもなく、結婚も出産も就職もすることはなかった。
この世に存在しない彼女の架空の子供と、この世に存在している私の二人の子供のことを思うと、いま生きているすべてがボーナスステージで、生かされていて、ありがとうという他ない。そんな気がした。

 

これからも死ぬまで生きる私のための備忘録。

バラは散らずに枯れていた。自分はどちらかといえば、散りたいと思った。

 

怒涛の3月の記録。

書きたいことがたくさんあるのにどんどん過ぎていく日々、あっという間に4月になってしまった。

自分のために、この3月にあったことを。


7年ぶりの第二子で産後の様々な不調、困難も体験済み故、大人の余裕...と思いきや、退院前夜にヤバい精神状態になり、翌朝正気が戻って「これがウワサのマタニティブルーズ!?」ってなった話は機会があればまた今度。


よく晴れた暖かい日に無事退院、夫は娘と初対面。
息子7歳は産まれたての妹を「かわいすぎる!」と、自分のタイミングで抱っこしたりすり寄ったりとアプローチ。
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近居の実家に滞在中に私の誕生日。43歳になりました。たぶん。
自分の歳がパッと出てこない歳、それが43歳(個人の感想です)。
夫と息子Zが来てお祝いにケーキ。
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(実際は3/14じゃなかったのに時計が3:14で当日みたいにみえる写真)

お手紙をくれた息子Zは
「ママに他にもプレゼントがあるんだ~」
と思わせ振り。自分のお小遣いで買うけど、まだ買ってないとのこと。


二週間くらいで自宅に戻り、家族4人の生活がスタート。
一人目との違いはやはり息子がいること。
大人だけなら完全に赤ちゃんに合わせた生活になるけど、息子の生活リズムと共存するのがやはり悩ましい。
とは言え、Zのおかげで深刻になりすぎず、明るく(良い意味で)雑な感じになるのが助かっている。


3月も終わりに近い頃、夜布団の中で、もう寝たと思った頃に急に泣きながら「ママにプレゼントあげるって言ったのにあげてないの。ごめね」と言い出すZ。かわいすぎる。
翌朝、いそいそとパパと買い物に行ったZ、お花をプレゼントしてくれました。
ママが好きそうな色を一生懸命選んだんだって。
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もらった時点でガーベラが折れちゃってたけど、本人が気づかないように一輪挿しに。


もうひとつ嬉しかったこと。
修了式で通知表をもらったZが担任の先生に言われた「この一年間で、クラスでいちばん成長したのがZ君」という言葉。
慣れない環境に戸惑いながら頑張ったよね。
一年生卒業、おめでとう。


ちなみに
ここには良いことしか書いてないけど、この間、あらゆる痛み、不調、憂鬱、不安、に苛まれていた。
1ヶ月くらいで痛みが引いてようやく生きた心地。不調と不安は次々襲いかかってくるけど。


赤ちゃん育児は一人では無理。チーム育児推奨。
そしていま、我が家はチーム育児です。その話も、またいつか。

新しいひと。

新しいひと。

予定日を2日過ぎて3月になり、色々な不安や困難を乗り越えて誕生した我が子。
名前はまだない。
健診で小さい小さいと言われて心配していたけれど、出てみたらそんなことなかった。
手足をワキワキと動かしてとても可愛らしいです。
赤ちゃんは赤くてシワシワでだいたい似てるけど、やっぱりなんだか息子Zの産まれた頃に似てる気がします。

私も、今あちこち痛くて痛み止を倍量飲みたい衝動にかられていますが、ともかく無事です。


今まさに、世界では戦争が起こっている。
けれども、
この世界は、人は、捨てたもんじゃない。
って、教えてやるんだ。
ようこそ、新しいひと。

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陽の光

2月は一回も書いてなかったのか。

この土日は気温が上がって南風が吹いて春の始まり。
家族で土手を歩いた。
荒川は広くて空も広くてキラキラ光ってた。
土手でグリコのおまけを何度もやって、持ってきたおやつを食べた。
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枯れ草の中にはもう春の花が。
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ここんとこ、だいぶ落ちていたメンタルにぐんぐん栄養が補充されていくのがわかった。

出産のこと、胎児のこと、お金のこと、仕事のこと、そして世界情勢のこと。
私にできることは少ないけど、少しだけ募金した。

陽の光が降り注ぎますように。
こうして今回も、産まれる気配ないまま、予定日が過ぎようとしている。
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