ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

個人的な話

はじめに断っておくけどこれは私ヒザイミズキ個人の感想であっていわゆる批評やレビューではありません 観劇前に携帯のストラップが壊れてすげーブルーになったってのも、あるいは関係ないとは言えないかもしれませんし

観劇しました
メガロザ『七つの罪の海』@ウエストエンドスタジオ

最近はなるべく芝居を見よう月間なので、散歩道楽『にゃ次郎の恋』で(共演はしてないけど)知り合った柿弘美さんの舞台を観に、なつかしのウエストエンドへ
チラシに大御所のコメント(推薦文)が載っているのはまあよくあることで、それ自体、その劇団が面白いという保障にはならないのですが、それにしたって???
大人計画とか、オッホとか、まあそういうところと繋がりがあって、そういう芝居が好きなんだろうな〜って、それはわかるけどね 大学3年生とかなら、これはこれで良し 私はよく感想で「学生演劇みたいだった」って書くのだけど、それは100%マイナスの意味で、私自身学生演劇出身なのだけど、それは若いから(あと無料だから)許される中での面白さ、楽しさであって、いい歳していい値段して同じようなことやってちゃダメなんですよ  許されないんですよ
大体、モチーフが「七つの大罪」ですよ よく映画や芝居で使われるけど、難しいモチーフですよ 下手にやらない方がいいですよ もう、4つ目くらいで「もういいよ」って思いました
いや、笑えるシーンや面白い役者さんもいたんだけどね これだったらそのままコントやったほうがたぶんいい(普段はコントやってるそうでして)
コテコテの、学生っぽい、ステロタイプな女の子シーンがあって、ステロタイプなお嬢様役の子がいて、なんか見たことある顔だな〜誰に似てるのかな〜って考えてたら、実際、大学の後輩の子だった そんなに交流ないし芸名だから自信なかったけど、終演後あいさつしたら本人だった
「ヒザイさんもお元気そうで」とか言われたので別に元気じゃなかった私は「いや・・・?」と濁したら「お芝居まだ続けてて」と補足され、あ、そういう意味ね、と理解したがそれもそれで惨めな気持ちになった
私はこのお芝居をみてクオリティが低いと思って「できないならやらなきゃいいのに」(←口癖です)とか思ってるけど、でもそちら側からみれば私の方こそ、大きな舞台に出てるわけでもないし、「まだそんなことやってるんだ〜」的な・・・
コミュニティの違いってそういうもんだな、と思った 凹んだ