ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

38歳になりました。

「生きてるだけで丸儲け」のはずで、
38歳まで大きなケガや病気も無く、家族にも恵まれ生きているというだけで奇跡、
のはずで。
でもなんでだろう。
家族のインフルエンザで予定がグズグズになって、
冷たい雨に憂鬱になり、
些細なことでイライラして、
なんというか、、、
あれ??
去年も同じような感じだったな。

いつのころから3月はこんなに雨ばかりになったんだろう。
いつのころからウキウキできなくなったんだろう。


「良い感じ」にしていたいのにできないのは、自分に余裕がないから。
わかっているけれど。
わかっているのに。


少しでも、できることから。
やろう。
「おめでとう」と言われたら「ありがとう」という。
悪いことをしたと思ったら「ごめんなさい」という。
違うって思ったら違うっていう。


みなさまのおかげで、またひとつ歳をとることができました。ありがとう。これからもよろしくお願いします。

写真は2歳のプリティ少年Z。

近況、たまには

とんと筆が遠のいてる間に、三月が、やってきた
春が近づいてくるし、誕生月だしで、昔から好きな三月 まだ今年はウキウキしてないけど

近況としては
主に会社員をやっています
休日はお母さんをやっています
たまに学校などで演劇のワークショップをやったり、
オーディションを受けて落ちたり、
家族でバスツアーに行ったら子どものゲロをかぶったり、しています

その場その場では、全力で、できることをしている はず
できないことにも挑戦している はず

去年の忙しさから一転、時間ができてから
「手当たり次第なんかやる」
から、
「焦らず長い目で見てやるべきことをやる」
になって、そのうち
「とりあえず、いま目の前のことをやる」
になってきた今日この頃。

植本一子さんの『家族最後の日』と、オーディションのために読んだ『向田邦子の恋文』が、どちらも面白くて なんだか繋がるところもあって 私の中にくっきりと跡を残しています

日記書きたいな、と思って、
でもこのブログは人の眼を気にして書けないことが増えてしまって、
かと言って誰にも読まれない日記は、書く気にならなくて。


たまに、
「あなたの舞台を待ってますよ」
と言ってくださる方がいて、
嬉しいと同時に、申し訳ない、とか、情けない、気持ちもむくむくしてしまう

そんな日々です。

写真はバスツアーで立ち寄った海ほたるにて。いい天気だった。

少年Z、観劇三昧下北沢店に参上。

してきました。私ヒザイミズキはお供です。

そして久しぶりの

ヒゲのおじさんと再会。

その後は美味しい〜〜ごはんと楽しい〜〜音楽の会に行きましたがメモリ不足で写真が無いので、こちらの
http://handsomebu.blog.jp/archives/52399053.html
ヒゲのおじさんのブログをご覧くださいm(._.)m

昼の部は赤ちゃんや子供がたくさんいて、昼寝をしそびれて眠いはずの少年Zもご機嫌。
母(私)は最近買ったばかりの白いワンピースに味噌汁をぶちまけられたけど、それ以外はとっっても楽しく満足でした!!

また行きたいなー

【少年Z】新年恒例のこわいものの話。

とってもおしゃべりが上手になって、最近は作り話をたくさん話す少年Z。

「あのねー、らいおんしゃんがねー、おばけしゃん、ぱれちゃったの」(ライオンがオバケを食べちゃったの)

とかいうわかりやすい作り話もあれば、

私「歯磨きシャカシャカした?」
Z「したー」(本当はしてない)

というわかりやすいウソまで。

そんな彼が恐れて止まないもの、それは
獅子舞。

保育園の新年会で三年連続の遭遇、今年もその日がやって来ました。
お迎えに行くと開口一番

Z「ししまいー」
私「こわかった?」
Z「こわかったじゃないの!」(怖くなかった)
私「ほんと?泣いちゃったんじゃない?」
Z「泣いちゃったじゃないの!」(泣かなかった)
先生「え…Zくん、先生にしがみついて泣いてたよね?笑」

というかわいい強がり。そして帰り道では

Z「ししまい、みかんぱれてたの!」(獅子舞はミカンを食べていた)

と創作が始まり…
面白かったので翌日の連絡帳にそのことを書いたんです。
が。

なんと、
実際に「獅子舞がミカンを食べる」というパフォーマンスがあった
という事実が発覚…!!

す、すまんZ。完全に、なんの疑問もなく、ウソだと思っていたよ…。

そして教室の壁に貼られた写真には、ダントツで泣き叫ぶZの姿があったとか無かったとか…。


モデル近影

「はいチーズ!カシャ!」と言いながら何故かブリっ子ポーズをとる少年Z。母は教えてないぞ…。

初めての授賞式

に、出席してまいりました、ヒザイミズキです。
あ、私が受賞したわけではありませぬ。
昨年時間堂で上演し私が主演しました『ゾーヤ・ペーリツのアパート』で、翻訳の秋月準也さんが、第9回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞されたので、我々元・時間堂の面々もお呼ばれしたわけです。


写真向かって左が秋月さん、右は同時受賞の洪明花(ほん みょんふぁ)さん。みょんさんとは、時間堂に入る前にユニークポイントのワークショップで知り合って、お久しぶりの再会でした。
「続けていれば、どこかで会うね」と、言い合えたのが嬉しいです。


かの小田島雄志大先生を囲んで、秋月・時間堂チーム。

このあと二次会やら延長戦やら、喜びを分かち合うことができて、新年早々とてもいい時間でした。

そして、選考委員の中で唯一、ゾヤペを観てくれてゲキ推ししてくれた朝日新聞の山口さんに、「とにかく上演が良かったからだ」と言ってもらえて、
なんだか報われる思いだなぁ
と、思いましたとさ。

あと、
今回の受賞を受けて、絶版になっていた「ブルガーコフ戯曲集」(ゾヤペが収録)が新装版になって再刊されるとのこと!ほんとに嬉しいです。儲からないのにまた出してくれてありがとうございます!