ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

【少年Z】新年恒例のこわいものの話。

とってもおしゃべりが上手になって、最近は作り話をたくさん話す少年Z。

「あのねー、らいおんしゃんがねー、おばけしゃん、ぱれちゃったの」(ライオンがオバケを食べちゃったの)

とかいうわかりやすい作り話もあれば、

私「歯磨きシャカシャカした?」
Z「したー」(本当はしてない)

というわかりやすいウソまで。

そんな彼が恐れて止まないもの、それは
獅子舞。

保育園の新年会で三年連続の遭遇、今年もその日がやって来ました。
お迎えに行くと開口一番

Z「ししまいー」
私「こわかった?」
Z「こわかったじゃないの!」(怖くなかった)
私「ほんと?泣いちゃったんじゃない?」
Z「泣いちゃったじゃないの!」(泣かなかった)
先生「え…Zくん、先生にしがみついて泣いてたよね?笑」

というかわいい強がり。そして帰り道では

Z「ししまい、みかんぱれてたの!」(獅子舞はミカンを食べていた)

と創作が始まり…
面白かったので翌日の連絡帳にそのことを書いたんです。
が。

なんと、
実際に「獅子舞がミカンを食べる」というパフォーマンスがあった
という事実が発覚…!!

す、すまんZ。完全に、なんの疑問もなく、ウソだと思っていたよ…。

そして教室の壁に貼られた写真には、ダントツで泣き叫ぶZの姿があったとか無かったとか…。


モデル近影

「はいチーズ!カシャ!」と言いながら何故かブリっ子ポーズをとる少年Z。母は教えてないぞ…。

初めての授賞式

に、出席してまいりました、ヒザイミズキです。
あ、私が受賞したわけではありませぬ。
昨年時間堂で上演し私が主演しました『ゾーヤ・ペーリツのアパート』で、翻訳の秋月準也さんが、第9回小田島雄志・翻訳戯曲賞を受賞されたので、我々元・時間堂の面々もお呼ばれしたわけです。


写真向かって左が秋月さん、右は同時受賞の洪明花(ほん みょんふぁ)さん。みょんさんとは、時間堂に入る前にユニークポイントのワークショップで知り合って、お久しぶりの再会でした。
「続けていれば、どこかで会うね」と、言い合えたのが嬉しいです。


かの小田島雄志大先生を囲んで、秋月・時間堂チーム。

このあと二次会やら延長戦やら、喜びを分かち合うことができて、新年早々とてもいい時間でした。

そして、選考委員の中で唯一、ゾヤペを観てくれてゲキ推ししてくれた朝日新聞の山口さんに、「とにかく上演が良かったからだ」と言ってもらえて、
なんだか報われる思いだなぁ
と、思いましたとさ。

あと、
今回の受賞を受けて、絶版になっていた「ブルガーコフ戯曲集」(ゾヤペが収録)が新装版になって再刊されるとのこと!ほんとに嬉しいです。儲からないのにまた出してくれてありがとうございます!

少年Zの三連休

正月からこの三連休、子どもとべったり遊ぶデイに決めました。
観たい芝居もあったけど、今はコレ。去年演劇ばかりであまり家にいなかった母は、いま、コレが第一なのです。

アスレチックのある公園、猿(の人形)のいる公園、地下鉄に乗ってスカイツリー、大好きなトトロ(の人形)のいるお店、などなど。

↑迷った末に選んだのは中トトロ。

「トトロ、トトロ〜〜」と歌いながら母の顔を人形で殴ってくるので油断ならないですが。かわいいです。
最近親が「かわいいかわいい」言い過ぎて、自分で「かわいいZちゃん〜〜、はーい!」って自問自答してるのも油断ならないです。
しかもそのあと「かわいいママ〜〜」って呼んでくれるのが、さらに油断ならないです。

無所属俳優と少年Zのお正月。

あけまして2017年。「ヒザイミズキ(俳優・時間堂)」は「ヒザイミズキ(俳優)」になりました。

毎年恒例、冨岡八幡に行きました。
今年は2日に行ったら空いてる!
おみくじは中吉。でも悪いことばっかり書いてあった。むむむ。

あと、初めて和菓子屋でお供え餅を買ったら、

すぐにオモチャにされました。

そうそう、通称「我が家のプリティ王子」ももう2歳3カ月。赤児時代は終わりました。生意気な口をきいたりもする、少年です。

というわけで。
今後は彼のことを「少年Z(ズィー)」と呼ばせていただきます。


ところでようやく、「この世界の片隅に」をレイトショーで。
原作が好きなのでどーかなー?と思ってましたが、周りの評判もよく。
そりゃー良いわな!
って感じ。
やっぱりもうね、子どもがかわいそうなモノは全部ダメ。否応無く、自分の子どもに重ねて見ちゃう。はぁ。

というわけで、今年も、「ヒザイミズキ(俳優)」とその息子、少年Zをよろしくお願いいたします。