ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

始まったものは、いつか終わる。2016年。

さて。今年も暮れていきますね。ヒザイが5年半所属した劇団「時間堂」が、あと数時間でなくなります。


昨日は時間堂大忘年会兼さよならパーティーから帰って今朝は8時起き(それでも有難い。寝かせてくれてありがとう)、公演中に駅の駐輪場に置きっぱなしにしちゃった自転車取りに行ったら900円もかかって悲しかったり、家族で商店街に繰り出したんまり食材を買いこんだり、料理(おせちではない)をしたり。
なんだか、急いで何かを取り戻そうとしてる、みたい。

意地でも大晦日には振り返りブログを書きたいので頑張ります。

2016年は1月から時間堂レパートリーシアターが始動し1月『言祝ぎ』、2月『人の気も知らないで』、3月『巨大なウェディング・ケーキ』、4月また『人の気も知らないで』と立て続けに出演し、
7月には満を持しての東京芸術劇場で『ゾーヤ・ペーリツのアパート』、主演しました。この作品で雑誌「えんぶ」の特集に載ったり、小田島雄志翻訳戯曲賞を秋月さんが受賞したり、嬉しいことがありました
8月のイベントで時間堂解散発表、10月に最後のレパートリーシアター『言祝ぎ』、12月に最終公演『ローザ』。で、おしまい。7本+イベント2回。


去年の振り返りブログ読んだら(ほぼ完璧に忘れてる)、「俳優業に復帰できて本当に良かった」的なこと書いてて、「ああ、こんなにいっぱい芝居するつもりじゃなかったなぁ」と思い出した。
でも解散決まっちゃったから。できる限り出たかった。出られて良かった。時間堂の最後の舞台に立てて、本当に辞めなくて良かったと思った。

たくさんの人にたくさん愛されるチームに、いられて良かった。
そしてその皆さんに、作品を通して祝福され、祝福を渡すことができて良かった。


来年は、いったい何があるんだろう。
まっっったくの、白紙です。
予定が無くて怖かったけど、もう一回転して楽しみです。

また、あなたと、どこかで会って何かをわかちあうことができますように。
世界の戦争が終わりますように。
すべての子どもたちが暖かい夢を見られますように。

昨日の『ローザ』千秋楽のマチソワ間(2回公演の間)にゴハンを買いに行ったときの写真。青空と歌舞伎メイクの私。

千秋楽後の皆様と。

いつの写真かわかんない。ぐーーー。

時間堂の最後の演劇が、終わりました。

時間堂の演劇公演は、すべて終わりました。いま、忘年会兼さよならパーティーが続いているなか、私は終電の一本前で帰ります。
それくらいがちょうどいい。
時間堂も、「いま解散するのもったいない」って言ってもらうけど、それくらいがちょうどいい、きっと。

↑土間にワラワラと群がってきた、うるさくて気のいい酔っぱらいたち。

最終公演『ローザ』は、たくさんの皆さまに見届けてもらえて、幸せな時間でした。
本当に、ありがとうございました。

舞台が終わるときはいつも、作品が消滅して二度と現れないということに胸がキューっとなる。
劇団が終わるときは、どうだろう?
って思ってたけど、やっぱりいつもと同じ、粛々と最高のパフォーマンスを見せるだけ、の、千秋楽でした。

『ローザ』千秋楽、出番直前の楽屋にて。


感謝感謝感謝。

おやすみ。

終焉前夜。

あ、もう今日か。(日付が変わってしまった)

時間堂 最終公演『ローザ』、9日目も2ステ終了してあと明日2回のみ。2回とも予約完売、当日券は有ります。

昨日まで余裕のあった客席も、今日の昼は立ち見も有りのパンパンに。
夜はトークゲストのおぐりん&百花さんから歌のプレゼントでミニライブのよう。

連日、ありがたいことばかり。

演劇をやってる間は感傷はない(ほんとに、全然ない)が、
お客さんがね、いちいち泣かせに来るんですよ。

もーーー。
ね。

ありがとうございますm(_ _)m

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さあ、明日も粛々と演劇をやります。

お誕生日おめでとう。

満員の客席の中、時間堂 最終公演『ローザ』の初日があけました。
『ローザ』のお誕生日、おめでとう。

いろんなお客様のお話を聞いて、またヒントをもらう。
明日からも、伸び盛りです。

窪田優が来てたので、初演『ローザ』の4人。

そして、新旧クララ。

愛してるよ。
おやすみ。

終わりに向かうにつれ、始まりに近づいていく。

明後日、21日開幕。

十色庵での公演は「小屋入り」っていう概念がないけれど、今回は本格的に照明が仕込まれたので、小屋入り気分でテクリハ(テクニカルリハーサル)、撮影のための通し稽古などしてきました。


通しを見学してくださった方が言ってくれたのですが、
「これは、誕生の話だ!」
って。

死んだローザの記憶を辿り、命の誕生まで遡る。

終わりに向かうにつれ、始まりに近づいていく。

時間堂の終わりにふさわしい、始まりの瞬間、なんだなって。
ここまで形になって、初めて気づいた。


「明日が近づいて来ている。未来はあなたの手の中に収まる。」

『ローザ』のセリフです。
当たり前だけど、素晴らしいこと。

完売回が増えてきました。
予定がたったら、すぐにご予約下さい。
予約フォーム
https://www.quartet-online.net/ticket/rosa2016?m=0achdhd