ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

今の生活に一つの区切りをつける、ということ

今週は午前中会社に行って午後は稽古に行く
今日の退社間際、本社から来ていた課長を呼びとめ心に決めていた話を
「やっぱり私、3月末で辞めようと思うのですが、よろしいでしょうか」
「『よろしいか』って言われたら、よろしくないわな」
「じゃ、『辞めます』」

3月末っていうと、丁度今の仕事始めて3年目 いいかげん良い潮時なんじゃないか? 芝居とのバランスも取れなくなってしまったし がんばってきたことや背負っているものに、見合った評価をうけてるとも思えないし この先改善するとも思えないし いや、まだ終わったわけじゃないけど、ほんとがんばったよ

きちんと言ったらなんだか清清しくなった 身軽になる感覚を少し思い出した
会社を出て、稽古場に行くべく地下鉄の階段入り口、聞き覚えのある前奏で立ち止まった くるりの「ロックンロール」だった ドラッグストアのスピーカーから流れていた 急いでた、でもその場所から動けなかった 買うつもりの無い洗剤やら手にとる振りして、聞いていた
【進めビートはゆっくり刻む 足早にならずたしかめながら】

もう、その「ロックンロール」は私の歩みを後押ししてるようにしか思えなかった
音楽を聴いて泣きそうになったのはいつ以来か

ロックンロール