ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

俳優、ヒザイミズキの思いつきと思いなおしなど。あと告知と親バカ。(はてなダイアリーから引っ越しました)

「さらば、さらば東京芸術劇場!」

日本初演ソ連のブラックコメディ『ゾーヤ・ペーリツのアパート』、3日間6ステージ全て無事、終了しました。
のべ1000人以上のお客様にご来場いただきまして、感謝感激です。
こちらは変顔集合写真。

こちらは感想まとめ。たくさん、ありがとうございます!
http://togetter.com/li/1005905

企画段階からほぼ1年がかり、山あり谷ありでございました。
東京芸術劇場日本初演、19名の出演者+生演奏、振付、等等、、時間堂史上最大スケールの公演で、タイトルロール(作品タイトルになっている「ゾーヤ・ペーリツ」さんの役)を演じるという、二度とないかもしれない機会をいただき、幸せと同時にプレッシャーとの戦いの日々でもありました。

戯曲上は「全員捜査官に逮捕されて終わり」というラストですが、今回の演出では「捜査官=客席=世間(同調圧力)」と想定し、ゾーヤだけは圧力に抗いその場(舞台上)に居続けようとする、けれども圧倒的な数の力によって舞台装置と共に排除されてしまう、、というような構成になっていました。
「圧力に抗い舞台に居続けようとするゾーヤ」の姿に、
ソビエト体制からの抑圧に抗い創作および発表を続けようとする作家ブルガーコフの姿を托した演出だったと思います。
そのラストシーンは、俳優である私自身の「舞台(演劇)への執着」に重なり、忘れられないシーンになりました。


素晴らしく魅力的で個性的な19人(演奏の前田さん含む)の共演者、演出家の無茶振りにもホームランで返す強力スタッフ陣、影に日向に支えてくれた助手&お手伝いさんたち、そして「最後の出演者」でもあった客席の皆様に、心から、ありがとうございました。

そしてこの企画を立ち上げ実現した時間堂メンバーを誇りに思っています。


写真はボロボロの台本と有料パンフレット、の上に、ある重要な小道具。


こちらはアフタートークに登壇してくださった翻訳の秋月さんと司会の風土さん、世莉さん、の記念撮影の瞬間に通りかかる私、という奇跡の一枚。
トークで秋月さんが言っていた「恐怖と勇気」という言葉が、私のテーマになりました。


さて。次の演劇は「時間堂レパートリーシアター」に出演します、予定です。打って変わって少人数で小空間、低価格で気軽に観られる演劇ですよ。
そして。来年2017年の出演予定は完全に白紙、シベリアのごとく広大なツンドラ地帯が広がっています。
お仕事のご依頼はヒザイに直接、または時間堂E-mail  info@jikando.com まで!