ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

俳優、ヒザイミズキの思いつきと思いなおしなど。あと告知と親バカ。(はてなダイアリーから引っ越しました)

作品の話をしよう。

月食神秘的だった その前の、満月がすでに美しすぎた
「星の結び目」稽古、気づけばあと1週間
なんとかしたい、どうにかしたい、と焦ってばかりではいかん 急がば回れ


どんな作品なのか、ってことを少し書こうと思う。
今回の芝居は、王道のストレートプレイ。前衛的なことやムズカシイことは無し。
演劇というジャンルの枠組みを壊したりもしない。そもそも枠組みがやりたいわけじゃない。
物語。人々。歴史、時間の流れ。切っても切れない血のつながり。ひととひととのあいだに生まれるもの。

衣装と小道具が盛りだくさん。その時代を感じさせるようなモノたち。
モノからもらう、時代の空気。もろもろ。
色とりどりの季節。春、夏、秋、そして冬。
めぐる、うつろう、季節の色と花と。
かわっていくもの、そこに居続けるひと。家。

そして、星。
もちろん星は重要なモチーフです。
これはわたしの考えたことだけど、星ってすごく孤独だと思う。となりにあるように見えても、実際は何万光年も離れていたりする。たいがい一緒にくっついて移動しているわけでもないし、それぞれ勝手に光っている。
そして、今見ている星の光は、何万年も前の光だったりするわけで、もう今はその星自体は寿命がきて爆発して無くなっているかもしれないわけで。
人って、生き物って、命って、そういう「星」に似ているんじゃないか。
孤独に光って、輝いて、消えていく。数え切れない命たち。

でも、星が消えても光が届いていたりするように、
ひとが消えてもそのひとがいたっていう、痕跡みたいな光みたいなものは届いていたりする。


そんなことを考えながら、毎晩星を見上げています。
いまわたしが見上げている星は、この物語の登場人物たちが、その時代に、見上げていた星と同じかもしれない。よく見ればすこしずつ違うかもしれない。


わたしにできることは、精一杯生きるということ。

そんな様を、見てやってくださいませ。

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