「あさカフェ日記」のつづきです
わたしは演劇を長く、意識的にやりすぎたせいか、
演技についてとても難しく、かつ厳しく、頑なに考えるようになってしまったようで、
あー昔はもっと気楽にのびのびとやっていたのにな、と思う。
ほんとうに、気楽だったと思う。
たとえ自分で気づかずにひどい演技をしていたとしても。
わたしのやろうとしていることは、
意識的であり、頑固であり、かと思うと柔軟であること。
他人のいろんなことを取り込んで、折り合いをつけて、
共通する普遍的なルールを見つけること。
別にいまにいたるこの数年が、悪いだけではないはずだ。
とにかく前に進めばいいのだ。