11年勤めた会社を退職しました。
なんだか申し訳ないくらい、いろいろいただきました。
メッセージカードはなんと78枚…!(数えた)
ちなみに私が所属している同事業所の同部署は11名。
他部署、他事業所、工場の方々、中には産休中の方や退職された方まで…。
一つ一つ、胸がじーーーんとする言葉が並んでいます。
ありがたやありがたや。家宝にします。
他にもお花、観葉植物、ペン、マイボトル、ハンカチ、お菓子、ジュースなどなど、いろいろいただきました。
最終日には美味しい特別ランチ弁当を無言で食べるというシュールな会を開いていただき(ジャジーな音楽がかかってさらにシュールだった)直接お会いした方々からも暖かいエールをいただきました。
毎日増えるお土産に、息子が「ママ人気者なの~?」と聞いてくるので、
「人気者じゃなくてもお仕事辞めるから、今までお疲れ様ってプレゼントもらうんだよ」と説明しましたが、
これは、、、少しだけ、人気者だったと言ってもイイノデハナイカ、と調子に乗る私です。
私は昔、教師になりたかった。理由は、子供たちの心や人生に大きな影響を与えるから。(私自身が良い先生に出会って影響を受けた)
そのあと、俳優になることにした。舞台を通して、たくさんの人の心や価値観を揺さぶれるようになりたかった。
しかし、いま会社員としてフツーの企業でフツーに働いてみて、結局今までで一番たくさんの人に影響を与えたり感謝されたりしている気がする。「普通の
サラリーマンにはなりたくない」とか言っていた高校生の自分に言ってやりたいね。「どんな場所でどんな仕事をしていても、人と人が関わるのは同じだよ」ってね。
11年の間には、時間堂に入ったり準社員になったり妊娠出産したり演劇をやめたりマネージャーになったり、色々なことがありました。
その都度、自分のやりたいほうへ、ワクワクするほうへ、現状維持より変化する方へと進んできました。
今もそう。別の場所に行くことを選んだけれど、失敗はしても後悔はしない。
少し休んでから、また気持ちを新たに働きます。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
また、どこかで。
ヒザイミズキ/兒玉瑞紀