ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

良くないことを良くないと言うとき

朝から雨で、一日中雨。
連休明けだが会社を休んで、某高校で演劇を使ったコミュニケーションワークショップ。
悪気無く、ノリでルールを破ってメチャクチャにしてしまうチームがあり、こういうときどういう態度をとっていいか、非常に悩んだ。
先月、某小学校でも「ある生徒のふざけた一言で、全体の良い流れが断ち切られる」っていう瞬間があって、その時も悩んだ。
悪気が無くても、良くないことは良くないと言うのは大事。それを言わなきゃ、何しに来たかわからない。でも、その言い方ひとつ、伝え方ひとつで、生徒の心にどれだけ負荷がかかるのかは、見た目ではわからない。

足が遅かった小学校時代、運動会が終わった時に、
悔し泣きしているリーダー格の女子に
「あんたのせいで負けた」
と言われた記憶が、何十年か経ってもまだくすぶっている。

相手より立場が強いとき、強ければ強いときほど、気をつけなきゃいけないな、という自戒でした。
実際にはどちらのケースも、先輩方の真摯な対応をみて、勉強になりました。