42歳になりました。

３月１４日の日曜日、４２歳になりました。

もうこの歳になるとお誕生日おめでとうも何も、、、と思いつつ、色んな人や家族が祝ってくれるので、産まれてきて今まで無事に生きていることにありがとうの日です。

珍しくきれいに晴れて（風はすごかったけど）暖かかった日。

わたしの誕生日は毎年雨とか寒いとか、多いんですよ。去年のブログ見たら雪（みぞれ）だってよ。はは。

zaikichi.hatenablog.com

朝、息子Zが珍しく早く起きて一緒に起きようと言ってくるので、

「一人で起きていいよ～本でも読んでな～」とゴロゴロしていたら、どうやら見せたいものがあるらしい。

いっしょに起きてみると、なんとリビングとダイニングのあちこちにZが描いたママの絵が！！昨日寝るときには無かったのに！

パパと共謀して、夜中に指定の位置（Zが決めた）に貼っておいてもらったらしい…

まさにサ〇タさんさん方式（ひみつだが）…

昼間は公園でたくさん遊びました。

うようよ泳ぐオタマジャクシを素手で取ろうとする少年Z（以外と取れた）（そして片足を池にボチャンした）

そして私が昼寝している隙にもう一つプレゼントが。

すごいたくさんハートとか星に「ままだいすき」「まますてき」って書いてある…！！

ままうれしい。幸せ。ありがとう。なんだかいい歳になりそうな気がする。

少年Zの卒園式

金曜日は少年Zが6年間通った保育園の、卒園式でした。（就学を祝う会という名前）

転がるだけだった０歳児から見ている他の子も含めて、「はい！」と大きな返事をしたり、園長先生から証書を受け取ったり、前を向いて「大きくなったら〇〇になりたいです！」と言ったり、年長クラスでの思い出を春夏秋冬チームで考えて大きな声で発表したり…

すごい。

すごい成長だ。

我が家のボーイは園についた時点でテンション上がりすぎてコケて膝から血を出していましたが、無事にお役目を果たし。

「大きくなったら本屋さんになりたいです。」

だそうです。本がたくさん読めるから（読めるのか…？）。さすが本の虫。

パパ（本屋さんなう）が泣きそうだったね。泣いていいのにね。

練習のときは「化石発掘者（かせきはっくつしゃ）になりたい」って言ってたらしいんだけど、言いにくいのと、みんなが「？？」ってなるので恥ずかしいから変えたとのこと。わかる。

いいよ。

変わってもいいよ。

なんでもいいよ。

何にもならなくてもいいよ。

おめでとう。

くだらない私のくだらない日

天気が良くて風も無いから洗濯物と植物をベランダに出して、

保育園の送り迎えと夕飯の支度と買い物と、

明日の卒園式に来ていく服（自分と夫の、息子のは用意した）をどうしよう、

卒園式のあと食事に行くのに予約しようか、雨かもしれない予報だけど自転車でいいのかもっと近くの店がいいのか、

そういえば茶話会（謝恩会みたいなやつ）の進行が書いてある紙がどうしても見つからなくて、もうだめだ諦めて卒対の方にお願いしなきゃ、とか

リビングに転がりながら

スマホを弄びながら

こういう、私のくだらない日のアレコレが

くだらないどころか、

最も素晴らしい かけがえのない日に思えることが確実にあって、

そんな経験をした方々のことを思って、

くだらない日々がくだらないままであることは、すこぶる幸運なことなのだと思い知る。

部屋に1人でいると、そういうアレコレを読んだりして

あーーー...とか

ううーー...とか 呻いてどうしようもないので

外に出た。

外はすこぶる平和だ。

緊急事態宣言なんて微塵も感じない。

このくだらない日々、平和な日々、ふつうの日々が、いつまでも続きますように。

明日の卒園式は、息子がすこぶる張り切っている。毎日練習している。「大きくなったら○○になります！」とか言うらしい。私も楽しみだ。

じぃじにも見せたかったな。息子の卒園と入学を、きっとすごく喜んでくれただろう。満面の笑みが思い浮かぶ。

自由の日々（前半）

３月は自由の月です。

なぜなら有給消化中だからです。

いまのところ順調に自由を満喫しています。

・映画を見に行く：「すばらしき世界」、すばらしかったです

・髪を切りに行く：耳より前だけショートで後ろは長いっていうヘンテコな髪形になりました　まだこいつとの付き合い方がわかりません

・舞台を見に行く：木ノ下歌舞伎「義経千本桜」ドガンドガン打たれました

・カフェにいく：むか～しあさかめで二人芝居をやった三茶のa-bridge に行ったり

・図書館に入り浸る：予定外の本を見つけて読みふけったり心ゆくまで勉強したり…、サイコーです

・昼寝：惰眠を貪るのも自由ならでは

そして…

・演劇をする：昨年１０月の続きで、新潟に黒澤世莉ワークショップ（「子供の時間」のシーンスタディ）参加

してきました。

（写真はハンニャーズのまついさん撮影　いつもありがとう！）

前回はマイズナーテクニックの基礎に重きを置いていたけど、今回はオンラインでキャラクターのモノローグを作り、２日間でシーンを深める。前回できなかったところへ手が届いた。もちろんまだまだ埋まってないところはあるけれど、正直、短期間でこんなにできるんだなって驚きました。自分も他のメンバーも。積み重なってる。

はあ～～・・・

演劇（やるの）超楽しい。

なんか、転職活動もあって最近仕事のことばっか考えてたけど、自分が演劇バカだったってことを思い出した。

オラ、えんげき、だいすきだ。

また、いつか、どこかで。

１１年勤めた会社を退職しました。

１１年勤めた会社を退職しました。

なんだか申し訳ないくらい、いろいろいただきました。

メッセージカードはなんと７８枚…！（数えた）

ちなみに私が所属している同事業所の同部署は１１名。

他部署、他事業所、工場の方々、中には産休中の方や退職された方まで…。

一つ一つ、胸がじーーーんとする言葉が並んでいます。

ありがたやありがたや。家宝にします。

他にもお花、観葉植物、ペン、マイボトル、ハンカチ、お菓子、ジュースなどなど、いろいろいただきました。

最終日には美味しい特別ランチ弁当を無言で食べるというシュールな会を開いていただき（ジャジーな音楽がかかってさらにシュールだった）直接お会いした方々からも暖かいエールをいただきました。

毎日増えるお土産に、息子が「ママ人気者なの～？」と聞いてくるので、

「人気者じゃなくてもお仕事辞めるから、今までお疲れ様ってプレゼントもらうんだよ」と説明しましたが、

これは、、、少しだけ、人気者だったと言ってもイイノデハナイカ、と調子に乗る私です。

私は昔、教師になりたかった。理由は、子供たちの心や人生に大きな影響を与えるから。（私自身が良い先生に出会って影響を受けた）

そのあと、俳優になることにした。舞台を通して、たくさんの人の心や価値観を揺さぶれるようになりたかった。

しかし、いま会社員としてフツーの企業でフツーに働いてみて、結局今までで一番たくさんの人に影響を与えたり感謝されたりしている気がする。「普通の

サラリーマンにはなりたくない」とか言っていた高校生の自分に言ってやりたいね。「どんな場所でどんな仕事をしていても、人と人が関わるのは同じだよ」ってね。

１１年の間には、時間堂に入ったり準社員になったり妊娠出産したり演劇をやめたりマネージャーになったり、色々なことがありました。

その都度、自分のやりたいほうへ、ワクワクするほうへ、現状維持より変化する方へと進んできました。

今もそう。別の場所に行くことを選んだけれど、失敗はしても後悔はしない。

少し休んでから、また気持ちを新たに働きます。

お世話になった皆様、ありがとうございました。

また、どこかで。

ヒザイミズキ／兒玉瑞紀