前編はこちら。↓
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救急から病棟に移ったのが2時ごろ?で、ほとんど寝られなかったが6時には起こされる病院の非情。前日からあまり寝てなかった母は明け方帰宅。ケンカしちゃうことも多いけど、こういう時頼れるのは母。
夜中のうちに、夫(朝起きるまでは決して電話に気づかない人種)が起きたら見るようにLINEで報告。心配しているだろう座組の方々にも現状をメールで報告。8時過ぎたら家と会社(上司と総務)に電話。それができるくらい余裕があった。このときは、まだ。
その後「3日は祝日だから4日だろう」と聞いていたのが急に「4日がいっぱいで、今日ならできるかも!」と言われて当日手術することに。早く帰宅したいから嬉しい反面、急に焦ってしまう。
午前中、夫が必要なものを用意してきてくれる。
昼頃、すかすかの手術着(すぐはだけてオッパイ見える)と大人用紙オムツ、膝下の白いストッキングに着替えて指輪やコンタクトを外す。植本一子さんが撮影した手術前のECDさんの写真と同じカッコだなーと思いながら、歩いて手術室へ。思ったよりもごちゃごちゃした部屋。手術が終わった直後の人が、切り取られた内臓と一緒に運ばれてくる様に私がびびっていると、看護師が慌ててカーテンで仕切った。アレの次は私の番か。
温風で妙に温かい手術台に乗せられる。ゼリーみたいな枕に脚のマッサージ(血が流れるように圧迫するやつ)。ものすごい安心感を与える麻酔医の笑顔。
自分が人間じゃなくて実験動物になったような心地悪さと、
手術後は、とにかく痛い。痛み止をもらえたりもらえなかったり(
夜、少しだけ息子とLINEでテレビ電話。嗚呼、
傷口のほかに、姿勢による腰痛や頭痛がひどくて夜通しつらくて寝られない。今朝の余裕はみじんもなくなってしまった。
また続く。か。
写真は、これから手術、という時の景気の悪いツラ。訳あって、少し泣いたあと。
否が応でも、自分と家族の、今とこれからの人生を考えてしまう。
ナーバスな時に考えない方がいいのに。