ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

俳優、ヒザイミズキの思いつきと思いなおしなど。あと告知と親バカ。(はてなダイアリーから引っ越しました)

自分への理解を増やすことが、生きていく力になるという仮説

「誰か(もしくはみんな)にうとまれているんじゃないか」
という思い込みが、自分の心の底辺にずーっとある。
それが、調子が悪い時にはちょっとしたきっかけで(もしくはなんの原因もなく)むくむくと巨大化して全体を覆い尽くすこともあるし、
比較的タフなときは「うとまれて結構。上等上等!」みたいになっていることもある。

しかし消えることはない。
自分がどんな属性にあっても、常につきまとっている。演劇の現場でも、会社でも、学生時代の仲間うちでも、子どもの保育園でも、家族でも。

これが「鬱屈した時代の記憶から来るもの」なのか、「やりたいことをやりたいようにやってきた結果」なのかわからないが、たぶんどちらもあるのだろう。

「強いふりをやめたら楽になるかも」と思って試したこともあるけれど、弱さを振りまいただけで楽になることはなかった。それじゃ、ないんだな。


最近思うのは、「自分にとって大事な人には大事って言う」ことが、必要だってこと。
伝えておけば、きっと少しは通じて、心のどこかに引っかかって、きっとまたどこかで会えるから。少なくとも、ただ待っているよりは。

自分と他人の埋まらない溝を少しだけ埋めて、少しだけ生きやすくなるのは、そういうちょっとした(私にとってはハードルが高いけど)努力なのかもしれない。

【どうしようもない自分】への理解を、すこしずつでも増やすこと。
それが、【自分がどんな人間であっても、丸ごと抱えて生きていくための力】になると信じている。

写真は関係ないけど『ゾーヤ・ペーリツのアパート』フライヤー写真のボツカット供養。お気に入り。撮影は保坂萌先生。

【出演予定】
・2016/7/29-31は東京芸術劇場シアターウエスト
『ゾーヤ・ペーリツのアパート』チケット発売中
http://jikando.com/nextstage/534-zoykasapartment2016.html