発表会 終わった ふつうの本番より疲れた
ふつうの本番ってなんだ?
最近ブログを書かないのは
かけない内容が多いから とか
まーいろいろあるんだけど
自分のイライラを他人に構わず見せるのは
やっぱ大人としてどうだろう って
思うようになった
ここが掃き溜めのようにならないように しよう とか
ヒトのふりみて我がふり直そう とか
ところで
高校生の時に安部公房が好きでとにかく読んでて
特に戯曲は絶版になったやつも図書館の書庫から出してもらったり
通年の自由論文みたいなやつも安部公房テーマで書いたんだけど
どうしても最後まで読み通せなかったのが
「箱男」
- 作者: 安部公房
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2005/05
- メディア: 文庫
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これが、入りやすいんだけど、なんてーか、後半になるとどんどん裏切られ振りまわされ、
もう誰が誰なのか何をしたのか何が現実か わかんなくなる
って作りなわけですね
で、10年以上たって、今だったらいける気がして、実家から持って来ました
これが・・・
面白いんですねー 振り落とされそうにはなったけど 読了できてよかった
覗き穴から世界を覗くと 今まで目に入らなかった(気に留めなかった)ものばかりが見える
自分の姿は他人から見えず、一方的に見るという暴力
たまたま最近調子悪くマスクを着用していたんですが、
口が覆われるだけでも、ちょっとだけ箱男気分が味わえた
見られないという安心感というか
ちょっとした仕掛けで世界はまるきり違って見える
そこにこそ、世界の可能性を感じる