ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

大人じゃない

知り合いが出ている芝居を観に、三軒茶屋


人生初じゃないかと思うのだけど、お金を払って見たお芝居で、
「目も当てられなくて」
途中で退場した
大人はそういうことしないのかもしれない
大人でなくていいと思った



あたしはお芝居の内容に関わらず体調(精神的な)によって途中で退場したことが数回あるので、その場にいた知り合い(意外にたくさんいた)は皆、「ヒザイ、大丈夫だった?」と聞くのだが、
大丈夫じゃなかった。
大丈夫じゃないのは、芝居の方だった。
出ていた知り合いも、全然ダメだった。
見てられなくて、開演した途端(ほんと言うと開演前から)帰りたくて仕方なくて、ずっと顔を伏せていたのだけど、
こういう芝居に限ってというか、超満席なのですよ、通路もギュウギュウなんです 通れないんです
つうか、制作の人はキャパシティを考えてるの?たくさんお客さん入ったらそれでいいの?初日なんだから、満席だったら他の日に来てっていうのができないの?
結局通路席の人はどいてくれて、椅子を跨いで、出ましたけど。


とまあ、ツマンナイ(って表現も足りない)芝居やって、気持ちよくなっちゃって、何にも周り見えてないんだろうな。
私はど真ん中の一番前の席にいたんだけど(そこしか空いてなかった)、前列中央4人は明らかに「見てられない」状態だった。見てられないからパンフ開いたり、足元みたり、ため息ついたり。



学芸会が、いけないんじゃないか?って気がしてきた。
幼少の頃、学芸会で気持ちよくなっちゃって、30代とかになってもその延長上にいるんじゃないか?
客も客だよ、子供の発表会見るみたいに、「なんかやってる」だけで、わはは、みたいな?
やめようよ。


芝居を観る、という行為自体に対して、
モチベーションを半減、といわず0%に近くしてくれた、
そんな日でした。