ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

北上、されど暖かい日

祖父の13回忌のため、早朝の新幹線に乗って群馬へ
大学のときとか、一人で新幹線乗ったことあるはずなんだけど、切符の買い方がいまいちわからずてんてこ舞い てんてこ、って!
しかも母が、「8:10発のたにがわ」と言っていたのだが、「8:06発のたにがわ」と「8:10発のMAXたにがわ」というのがあってさらに混乱する 父も母も電話に出ないし メール帰ってこないし おまけに前日お金おろすの忘れてて、ATMやってないしでお金足りないし! 新幹線乗り場の窓口のお姉さんいわく、改札外の券売機ならSuicaの残高使えます、というので、一旦出てやってみたものの、やっぱ「現金かクレジットカード」じゃんすか、クレジットカード何年も使ってないけど一応持ってて、暗証番号勘で押したらあってて、やっと切符買えて、新幹線のホーム遠くて、走って、やっと乗れました 万歳 でも両親が乗ってる車両に通り抜けられなくて、大宮でダッシュして乗り移り、とまあ、落ち着かない旅でした

着慣れない、というか今の職について以来だから約2年ぶりに着たスーツは、母に「ハケンの品格みた〜い」といわれ、いや、実際わたくしハケンではありまするが、普段は品格ゼロのぼっさーっとした格好ですゆえ

法事はなんやら、私以外の孫が都合悪く、少人数ではありましたが、もうすぐ89歳になる祖母が「孫が一人でも来てくれて、おじいちゃんが喜んでるよ」とうれしそうに言っていたので、まったく本望であります

この89歳の祖母というひとがすごくて、もう何十年も、風邪と言う物をひいたことがないってんです すげーっす あたしなんか毎年何度も引いてるよ!
でもその祖母が、一度大きな病気(腫瘍ができた)したとき、地元の病院で癌の治療受けてたけど良くならなくて、亡くなった祖父が、「こうなったら東大病院行こう!」って、東京なんて全然右も左もわからないのに、いきなり東大行って、着いた時は受付時間終了してたのに、「わざわざ沼田から来たんです」と言ったら、なんと普通では診てもらえない偉い教授が診てくれて、やっぱり癌ではなかったらしくて、「私が執刀しますよ」とか言ってくれて、術後も地元の病院に紹介状書いてくれて、見事治ったらしいんです
病室の方が、「教授に診てもらえるなんて、個人的なお知り合いなんですか?」とか聞いてきて、「そんなとんでもない!」と、右も左もわからない祖母は、びっくりしたそうです


おばあちゃんの話を聞くのはとても楽しい
30分とか、それだけでもすごい充実した時間だなと思う

群馬の北の地でも暖かな一日
見送りについてきた祖母と一緒に駅に着いたら、どこかで車両火災とかいって特急電車が止まってて、車で新幹線の駅まで連れてってもらって、ちょうどいい時間に新幹線があって、やっとこやっとこ帰京したのでした

なんだか垂れ流しの日記
ま、いっか