ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

違和感

お芝居をみると、当たり前だけど、面白かったり面白くなかったりする しかし他人とお話したり感想をWEBで見たりすると、私がちっとも面白く無いとおもったものを、とても面白いと思っている人がいる もちろん、逆もいる たぶんたくさんいる あたしはちっとも面白くないんだけど、あれ、面白いといってるひとは本気なのかな?とか、好みが違うんだから仕方ないな、とか、もやもやした気分になるけど、こと自分のやってる芝居となるともやもやどころではすまされない
自分は、当然面白いと思ってやっている もしくは面白くなると信じてやっている これに対しても、当然のように、ちっとも面白くないと思っている人たちが、たぶんたくさんいる その人たちに対して、何ができますかね?作っているものが芝居なんだから、会場で本番を見てくれたらその後は見てくれた人のものじゃないですかね?そもそも難解・観念的な作品ではないわけで、間口は広いわけです 「次はもっと良いです」「次は前のとは全然違います」と言ったとする 確かに全然違うといえば違う けどおんなじといえばおんなじだ でも何を言ったところで結果がすべてだし、それは個人の捕らえ方に大いに寄るところだ 実際わたし自身、「あれはこれこれこういうわけだったんですよ」と言われたところで観て受け取った印象が良くなることはない

うーん
なんか違う話になってしまった
私がちっとも面白く無いものを評価しているひと(しかもその人たちを、私が信用しているので、切り捨てるわけにはいかない)がたくさんいるということの、なんていうか、違和感の話でした それは、しばらく無口になってしまうくらいの、違和感なのです