ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

雪が降る町

ですよね!年末!初雪!
♪ぼ〜くら〜のまちに〜 今年も雪がふる〜
作業室のでっかい窓一面に雪がぶおーぶおー
東京人は初雪にテンション上げすぎですか?
いや、その一面の雪景色(5階だから東京の街にひたすら舞う雪が見えるんです 積もってないけど)があまりにも印象的で、ユニコーンの「雪が降る町」はもちろん、他のいろんなものを思い起こしてしまいました

高校二年生のとき上演した別役実の『眠っちゃいけない子守唄』:
「わが町」にひたすら雪の降りしきる子どもの頃の記憶を手繰る男と男の家に1日ヘルパーとしてやってきた女の二人芝居(遠い昔すぎて詳しくは覚えてません 間違ってたらごめんなさい) 終盤、女は男に言われたとおり家のミニチュア模型に紙ふぶきの雪を降らせる すると舞台奥、男のアパートの窓の外にも記憶の中と同じように雪が降り始める・・・
芝居の内容よりもその景色だけを鮮明に覚えていて、今日職場の窓一面に舞う雪をみて、そのシーンを思い出しただけでなく、不思議な感覚に襲われた 今わかったのだが、芝居中に私が紙ふぶきの雪を降らせていた、あの机上のミニチュア模型の家のなかに入ってしまったのだ 「わが町」に雪の降りしきる…


追伸:実家はあったかいです 物理的に
母はコタツで冬ソナみてます