ヒザイミズキの、日々の旅 ブログ編

(元)俳優、ヒザイミズキの日々は旅のように。

キャラメルひとつぶ

失敗することは誰にでもある
私が今の仕事やってて2年半、一番(影響範囲が)大きな失敗は去年の正月だった 正月ボケするだろうと仕事納めの時にきちんと準備していたはずなのだが、それでも連休明けのイレギュラーなスケジュールをぴしっと捌くほどには頭が回らず システムチーム、業務リーダー他に多大な迷惑をかけ私一人では1%もカバーできなかった 少し責任のある仕事をし始めて調子に乗っていたのかもしれない 数日の間対応に追われ片身の狭い思いをした

今日、うちの業務の若い子がミスをした
一番仕事をわかってて私の次に頭が回るし(自分で言っちゃうけど!)、やることが丁寧で安心して任せていた もちろん大事な部分は複数人のチェックが必要で手放しにしているわけではないが、私が再鑑で気づいたときにはシステム〆が終わっていて本人や私の手には負えない状態だった システム責任者の頼りになる人がたまたまつかまったので(おそらく)大騒ぎにならずに収拾する予定だが、もう一歩遅かったら大変だった
ミスをした人が全身から漂わせる不安定な空気がある
その子から不安定な空気が出続けているのに耐えられなくてついつい無駄口をきいてしまう 不安定な空気の人は不安定に笑う
「誰だってそんくらいの失敗するさ」とか「私がもっと早くチェックしてればよかったんだけど」とか、思っても言えない 自分がそうだったように、そういう言葉をかけられると恥ずかしくてたまらなくなると思うから
何も言わずにキャラメルを一粒、くれた子がいたことを思い出した それが不安定な私に丁度いい具合だったのだが、残念ながら私はキャラメルを持っていなかった