とにかくついて行きました 帰り道だったし、「どんな外見した人なんだろ」って、まさしくこわいもの見たさってやつで
駅前のファーストキッチンにはそれらしい独り者がみあたらなかった あたりを見渡すともう1軒、ファーストキッチンがあって隣には交番が!ここだ!外見は何もわからないので、とにかく一人で来ている20代男性を探すと、たいていの人が携帯をいじっているので選択肢から消える なかなかそれらしいひとがみつからない すごく太った人(男か女かもわからない、髪を頭頂部にツノみたいに立てている)が食べ終わって席を立つ 皆顔を見合わせて『ま、まさかこのひとじゃないよな…』という不安がよぎったが、そのツノヘアのひとは店内の他の客に声をかけて出て行った
そもそも私の予想では、そういう勘違い役者(自称すごい経験の持ち主らしい)は、外見はごく普通、もしくはやや二枚目と踏んでいたのだ 角の生えたお相撲さんみたいな人では、まずないだろう
携帯もなくて埒が明かないのでその彼が電話を借りたと言う交番に行って聞いてみることにした 交番から戻った演出(♀)が「あいつだ!あいつだ!」と連呼 ツノヘアのデブだったらしい 客と何話してたんだよ!
店を出たツノヘアは案の定僕らが最初に行ったほうのファーストキッチンで待っていた 店の外からでもツノがチラチラ見えた
演出(♀)、主宰(♂)、団員(♂)の三人で乗り込んだのを見送って私は帰りました 今日聞いたところによると、やはり相手は相当支離滅裂で、演出は「あなたとは一緒にやりたくありません」と言い切ったが「この劇団はワンマンですか?」「いや、みんながそう思ってます!」なんてやりとりがあってからも数十分にわたって話が続いたという
広く募集するのも考え物だね・・
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「東京」って、私がくるりに求めるひとつの典型のような気がした ぼんやりとせつなく、しかしもがく、もがく
あー明日は寒いのだけは勘弁してほしいです